どうも。わたねです。
今回は私が就職活動をしたときの話をしようと思います。
普段記事を書いている調味料や料理とは全く関係ない内容になってしまうのですが…
最近、私が勤めている会社でも採用活動が始まりまして。
就活を頑張っていた時がなんだか懐かしくなって記事を書いてみようという気持ちになりました
2,3年前の内容になりますが、就活が上手くいっていない方、吃音があり面接でつまづいている方などの力になれれば幸いです
基本的には私の経験談をつらつらと紹介する内容になりますが、後半では面接の時気をつけた点や、内定を得るためにどういうことをしたかなども紹介します!
参考程度に見ていただければと思います
それではまいります
私の就活の結果
まずは、私の就活がどうだったかの話を少し
学歴や受けていた業種
大学は多くの人が名前は聞いたことのある上の下くらいの学校に通っていました
受ける業種はころころと変わっていき
出版→広告→金融→非営利→IT
と様々な種類の業界・企業をうけました
最終的には今勤めているIT企業から8月末に内定をもらいました
受けた企業数と結果
受けた企業数 | 約50社 |
書類・試験通過 | 約35社 |
最終面接まで | 7社 |
内定 | 3社 |
最終的に内定は得たものの…
3社も内定があったら就活成功してた人間か?
と思われるかもしれませんが、そんなことはありません
当時は就活生に有利な「売り手市場」であり、大学の友達の多くが面接解禁(6月)前にいくつも内定を持っているような状況でした
書類や試験では基本的に通るのに、一次面接でほとんど落とされるということが続き、焦りや不安に苦しめられる日々でした
面接がうまくいかない
吃音持ちは話すのが苦手
私は吃音があるので人と話すのが苦手です
数人で集まったり、ご飯を食べたりするときも、基本的に黙っていて聞く側にまわります
そうやって暮らしてきた中で、いきなり
「就活です!あなたについて教えてください!自己アピールです!」
といわれても無理なんですよね…
話す内容がない、うまく話す話し方が身についていない、いざ話そうと思ってもどもる
そんなこんなで面接が上手くいかないことの連続でした
集団面接は自分のリズムをつくれない
吃音の人(特に難発の人)は言葉が上手く発せないときに、リズムをとってそのリズムにのせて発すると、言葉が出やすくなったりします
私はこのリズムをとる方法を多用します
ただ、この方法が集団面接ではなかなか使いづらい
複数の人が作り出す空気感の中で、その雰囲気にのまれてしまい、自分のリズムにのれないということがありました
そうなってしまうとパニックになり、しどろもどろな回答しかできず、散々な結果になってしまいました
圧迫っぽい雰囲気が苦手
表情をまったく変えない面接官、こちらに興味がなさそうな面接官、1対5で次から次へと質問してくる面接
こういった話辛い環境の面接もたくさんありました
こういった面接では、もうどうしようもなかったですね(笑)
日本語を話せていたかもわからないくらい緊張して、放心状態のまま帰るということもありました
面接の時気をつけたこと
私の失敗経験から、
ここに気をつけておけばもっとうまく内定をもらえていたかもしれない
という点を紹介します!
コミュ力が低いとは言わない
就活の中盤くらいまで、
吃音=話すのが苦手=コミュニケーション能力が低い
と考え、
「弱みはなんですか?」
と聞かれた時に、
「コミュニケーション能力が低い点です」
と答えていました
これがおそらく致命傷だったのではないかと考えています
プログラマーなどの基本的にパソコンと向き合っている仕事でも、社内の人や社外の人と話す機会は必ずあり、コミュニケーション能力は多かれ少なかれ必ず必要となります
それなのに、コミュニケーション能力が低いと伝えてしまうのは、自ら、
「私は使えない人間です」
と言っているようなものなのです
たとえコミュニケーション能力が低かったとしても、弱みを聞かれた時は別の答えを言い(私は「優柔不断」にしていました)、コミュニケーション能力については触れないようにするのがベストだと思います!
自己分析をし、複数の答えを用意する
言おうと思った言葉が出ない時、別の言葉に言い換えて話すことを私はよくします
面接の時も言おうと思った言葉が出ない時はよくありました
その時に、別の言葉を用意しておかないと慌ててしまい、支離滅裂なことを話してしまいます
そうするとその面接はもうダメになってしまいます
なので、とにかく話す言葉・内容をたくさん用意する必要があります!
そして、そのためには自己分析が大事です!
ただ、自己分析をやれ!というのはどこでも言われることだけど、
「いまいち何をしたらいいのかわからない…」
と思っている方もいるのではないでしょうか
私がやっていた方法は、
質問される内容をもとに、自分ならどう答えるか、なぜそう答えるかを考える
という方法をとっていました
結局のところ面接官からの質問に答えられればいいので
複数の質問のパターンを調べたり考えたりして、それらに対する答えをそれぞれが矛盾のないように考える
そうすれば自然と自己分析になります
面倒臭いかもしれませんが、自分の人生を見つめなおすいい機会だと考えじっくりやってみてください!
どう内定までこぎつけたか
話す内容を考え、自己分析をしっかり行い、それでも内定出ないんだよ!
そんな人も多いと思います
次は私が内定までどうこぎつけたかをお話しします
紹介する内容をまだ試していない方は参考にしてみて欲しいです!
人材不足の業界を選んだ
私は
出版→広告→金融→非営利→IT
と転々と業界を変えていき、
最終的にIT業界で3社内定をもらいました
IT業界はまだまだ人材不足であり、プログラミング未経験の文系の学生であっても採用してくれます
「未経験だと仕事についていけるか不安」
と考えるひともいるかもしれませんが、意外と大丈夫です!
私も文系未経験でプログラマーになったのですが、週5日、一日8時間もやっていればすぐに力が付きます!
企業側は人材を求めている&学生側は未経験で不安で応募が少ない
このような条件なので、IT業界は割と簡単に内定を手にすることができます
IT業界をまだ見たことがない人は一度候補に入れてみてください!
就活エージェントを使った
3社内定を得たうちの2社は就活エージェント経由で応募したものでした
就活エージェントを利用するメリットは以下の点です
他にもメリットはたくさんあると思うのですが、特に良かった点が上記です
上記の中でも一番のメリットは「面接回数の少ない企業が多い」という点です!
面接が苦手な吃音持ちにとって、何度も面接があるのは苦痛であり、一度うまくいっても次がダメだったら内定がもらえなくなってしまいます
私が内定をもらった2社はどちらも面接は1回のみ!
その一回の面接がうまくいったため、内定をもらうことができました!
このような自分に合う企業を提案してくれるので、就活エージェントを使うメリットは大いにあります
合う企業に出会うまで根気強く続ける
結局、一番大事なのはこの点な気がします
続けているうちに、
「この面接官は話しやすいな」
「雰囲気がいいな」
「なんかやっていけそうかも」
と思う企業に出会えると思います
実際にそのような企業からは良い印象をもたれることも多いです
くじけそうになった時、一度くじけてしまってもいいので、もう一度立ち上がり、納得のいく企業から内定をもらえるまで頑張ってみてください!
最後に
ながながとお読みいただきありがとうございます
就活は大変だと思います
私も大変でした
ただ、働くともっと大変です(笑)
就活でうまくいっていたのに働いてみたら思っていたのと違い辞めたくなっている人、実際に辞めてしまった人も周りにはいます
就活をしているときは、就活が全てのように見えてしまうこともありますが、あくまでも過程の一つにすぎません
自分の納得のいくまで、粘り続け、いいご縁のある企業から内定をいただけるように頑張ってください!
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