どうも、わたねです。
料理に欠かせない調味料の砂糖
ただ、いざお店に行くと何種類もあってどれを買えばいいのかわからなくなります
どれを買えばいいんだ~~?
今回は砂糖の違いについて解説します!
紹介する砂糖は上白糖(白砂糖)、グラニュー糖、三温糖の3種類です
どれもスーパーやネットで安価で購入することができ、一般的に使われているものなので、砂糖選びの参考になると思います!
それではまいります
それぞれの砂糖の特徴
まずはそれぞれの砂糖の特徴について簡単に紹介します
- 上白糖(白砂糖)の特徴
- グラニュー糖の特徴
- 三温糖の特徴
上白糖(白砂糖)の特徴
上白糖(白砂糖)は日本で一番使われている砂糖です
国内消費の約半分は上白糖(白砂糖)なので、「砂糖=上白糖(白砂糖)」と思っている方も少なくないと思います!
きれいな白い色とクセの少ないコクのある甘さが特徴的です
料理やお菓子作りなど様々な場面で活躍する砂糖です!
グラニュー糖の特徴
日本では上白糖(白砂糖)がシェアの大半を占めていましたが、世界で見るとグラニュー糖の方が砂糖としては一般的となっています!
さらさらとしているため使い勝手がよく、また、味もシンプルな甘さとなっているため、素材の味を邪魔することなく甘さをつけることができます
上白糖(白砂糖)よりも焦げ付きにくい性質もあるので、焼き色をなるべく付けたくない場合にはグラニュー糖を使うのがよいです
三温糖の特徴
茶色い色が特徴的な三温糖
独特な香ばしさと強めの甘みがあります
なじみがないと違和感を感じてしまうかもしれませんが、しっかりとした甘さを出したい場合はおススメです!
我が家では三温糖をメインに使っています
砂糖の製造工程から違いを知る
ただ特徴だけを説明してもピンとこないと思うので、砂糖の製造工程からそれぞれの砂糖の特徴や違いを解説します
※砂糖は原料がサトウキビのものとテンサイのものとがありますが、今回はサトウキビのものを取り上げて説明します。
- 砂糖の製造工程
- 原料はどれも同じでサトウキビ
- 上白糖は転化糖液が加わるのでしっとりする
- 三温糖は繰り返し加熱することで香ばしく茶色くなる
砂糖の製造工程
砂糖は以下図のような流れで作られます(サトウキビから作る場合)
※わかりやすくするために流れや説明は簡略化しています
原料はどれも同じでサトウキビ
上白糖(白砂糖)もグラニュー糖も三温糖も、どれも原料は同じでサトウキビです
色や甘さが違うのに同じ原料ということに驚かれた方もいるかもしれませんが、製造過程や加えるものの違いで差がうまれています
上白糖は転化糖液が加わるのでしっとりする
上白糖(白砂糖)とグラニュー糖の違いは転化糖液が加えられているかどうかです
転化糖が入ることにより、上白糖(白砂糖)はグラニュー糖よりも甘くなり、しっとりとした砂糖になっています
三温糖は繰り返し加熱することで香ばしく茶色くなる
三温糖は結晶分離で取り出された蜜をさらに結晶分離し、それを何度も繰り返して取り出されたものになります
結晶分離の際に加熱もあるので、そこでカラメル化することで香ばしさや茶色い色、強い甘みが出ます
あの茶色は着色したものではなく製造過程で自然についた色です
上白糖、グラニュー糖、三温糖の比較
最後に上白糖(白砂糖)、グラニュー糖、三温糖をいろいろな角度から比較します
- 甘さは、三温糖>上白糖>グラニュー糖
- クセの強さは、三温糖>上白糖>グラニュー糖
- 値段は、どれも同じくらい
甘さは、三温糖>上白糖>グラニュー糖
三温糖は何度も加熱をし、煮詰めているような状態なので、甘さが強いです
上白糖(白砂糖)は転化糖を加えているので、グラニュー糖よりは甘みが強くなっています
甘い砂糖が欲しい場合は三温糖がおススメです!
クセの強さは、三温糖>上白糖>グラニュー糖
クセの強さについても甘さと同じ順番になりました
理由としては甘さと同じで、三温糖はカラメル化によりクセが出るのと、上白糖(白砂糖)は転化糖により少しクセがでます
砂糖の存在感をあまり出したくない場合にはグラニュー糖がおススメです!
値段は、どれも同じくらい
値段については上白糖(白砂糖)もグラニュー糖も三温糖も同じくらいです
三温糖は製造工程が多いので値段が高く設定されているという情報もあるのですが、お店で見てみると同じ価格で買うことができます
砂糖を買う際は値段はとくに気にすることなく、味や使い勝手で好みに合うものを買うことができます!
まとめ
上白糖(白砂糖)、グラニュー糖、三温糖の違いについて紹介しました
こんなイメージで砂糖を選んでいただいたらと思います
砂糖は料理に欠かせない調味料なので、お気に入りの便利な砂糖を見つけて、よりよい料理生活を送ってください!
それではまた
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